通電火災に簡易型感震ブレーカー

通電火災対策とは、揺れの直後にブレーカーを落とすことだけ!

通電火災による炎

 

大きな地震が起こると、電気は切れて停電します

 

大きな揺れでパニックになった住人は、外へとび出します。

 

その時にガスコンロを使っていたら、火を消す努力をするでしょうが、目に見えない電気については、その時点では、停電で電気が切れていますので、使っていた電気製品のスイッチを切らず、またブレーカーを落とさずに屋外に出るでしょう

 

住人が家に戻っていようが、いまいが関係なく、電気が復旧すると、切れたと思っていた電気製品が再び作動をはじめます。

 

それが火元となって起こるのが、「通電火災」です。

 

NHKのテレビでの、「出火はどのように起こるのか」の実験では、
地震の揺れで、洗濯物が倒れた電気ストーブの上に落ちてしまいました。
住人はそのまま避難して無人状態。

 

そこへ停電から電気が回復して電気が通電し、ストーブが作動しました。

通電火災実験

 

作動した電気ストーブの上の洗濯物から、4分後に煙が立ち上りました。

 

12分後には、炎が広がり、部屋を覆い尽くし、大きな火災となっていきました。

 

 

 

電気製品以外の思わぬところからの出火もあります。

 

 

地震による転倒や落下で、「電気コード」は、傷つきます。

 

その傷ついた電気コードに、電気が通った瞬間、コードがショートして、火花が出ました。
近くに燃えやすいものがあると、火花から火災につながることがあります。

 

普段整理整頓がしてある室内であっても、大きな地震が起きると、机や棚の引き出しは全部勝手に引き出され、中にあった書類などは散乱します。観音式の扉も全部開いて、中にあった物は外へ投げ出されます。しかも飛距離がついて飛んだという表現をしてもいいほど、拡散します。重いテレビでさえ、そのまま落ちるのではなく、かなり距離を飛んで落ちるのです。
想像もつかないほどの、散乱した室内になってしまいます。

 

 

意外だったことは、鑑賞魚用ヒータからの出火です。
消防庁の資料に『阪神・淡路大震災では、発火源が「電気による発熱体」と特定できた火災が85件発生していますが、そのうち「移動可能な電熱器」が40件(電気ストーブが19件、鑑賞魚用ヒータが15件)を占めています』というものがありました。

 

「鑑賞魚用ヒータから15件もの火災が起きた」ということは、普段だったらヒーターは水の中にあるので、考えにくいことです。

 

大きな揺れによって、鑑賞魚用ヒーターが水中から外の空気中に露出してしまい、通電した時に過熱状態になっても、本来の水の中での使用ではないため、サーモスタットが稼働せず、長時間の過熱状態から、あたりに燃えやすいものがあると、出火に至ってしまうのです。

 

普段は水槽の周りに物が無くても、大きな揺れの後の室内は、先ほど書いたように、想像もできないほどの飛距離をもって物が散乱します。鑑賞魚用ヒーターが物の散乱した中に飛んでしまうことも十分考えられます。

 

 

さらに、通電火災は「時間差」で起こることも特徴です。
阪神淡路大震災では、震災当日だけでなく、最長で8日後にも、通電火災が起こっていました。
通電直後でなくても、電化製品を長時間発熱させることで、火事に至ってしまったのです。

 

大きな揺れの直後にブレーカーを落とす装置をつけておく、この一つの防災装置で、通電火災は防げます!

 



 

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