「通電火災」は東日本大震災でもおこっていた!

情報の周知不足で、避難所が通電火災で焼けてしまった!

東日本大震災写真

 

「通電火災」は、東日本大震災でもおこっていたことがわかりました。

 

津波による被害が大きく、火災についても、燃料タンクや車からの石油が漏れて火災が大きく報道されていましたが、電気火災は110件中71件(65%)に上っており、「通電火災」は研究者の調査では、東北を中心に45件に上ると推定されています。
阪神淡路大震災での通電火災の知識をもった記者等が、電気の復旧時に電源の確認をするようにと注意喚起したとの文書を読んだこともありますが、まだ「通電火災」の意識は、皆には行きわたっていなかったのです。

 

 

仙台市の中学校では、地震から2日後、電気が復旧し、その約10分後に、美術室の準備室から火が出て、約200平方メートルが焼けました。

 

火元の美術室準備室には、焼けた電気ストーブが残されており、仙台市消防局は通電火災と判定しました。

 

学校は当時被災した人の避難所になっていたのに、この火災が原因で、避難所を閉鎖することになってしまいました。
当時中学校の校長をしていた伊藤芳郎氏は、「電気がつながってホッとした矢先に火災が発生したので、ショックだった」と話しておられます。

 

東日本大震災でもこのように通電火災が発生したことについて、阪神淡路大震災での経験と教訓が周知されず、いかされなかったことを残念に思います。

 

電気が復旧する前に、「通電火災」にならないようにと、電気関連のスイッチの点検をすればよかっただけです。

 

地震直後は、命からがら避難しなければならず、ブレーカーを落とす余裕はないのは、仕方ないです。特に東日本大震災の場合は津波の危機がせまった、1分1秒を争う中での避難ですから。

 

しかし地震後、このような被災者を守るべき避難所で、通電火災が起きてしまうとは、情報の周知不足を痛感します。

 

1995年に阪神淡路大震災が起きて16年後の東日本大震災であったにも関わらず…

 

そして首都直下型地震、南海トラフ大地震などなど多くの地震の脅威が迫ってきています。

 

東日本大震災の例としてあげたのは、避難後の通電火災でしたが、地震の直後にブレーカーはまず落とすことです。

 

 

そして電気が復旧時は、電気のスイッチなどの点検をしてから、個々にブレーカーを入れることです。

 

 

NHKがテレビで取り上げて多くの国民が「通電火災」のこわさを知ることになりましたが、まだ国民みんなが知っている知識ではありません。

 

「ブレーカーを落とす」この一つの行為で防げるのが「通電火災」です。

 

住宅密集地で1件通電火災が起きるだけで、大きく延焼していきます。建物の下敷きになって助けを待っている人もいます。

 

大きな揺れの後はブレーカーが落ちるようにしましょう。
そして夜は真っ暗になりますから、いつでもすぐ手の届くところに、懐中電灯を備えておきましょう。
「IPHONE」などのスマホや携帯電話には、光を照らす機能もありますから、充電が切れないようにすること、充電池を備えることも必要ですね。

 



 

 

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